第6回 【定期検診のススメ】
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 近年、私達ヒトの間ではご長寿の方が増えてきていますね。同様に我らが愛犬・愛猫さん達の間でも、ご長寿さんは増えてきています。これは、獣医療が発達し、ペットフードやサプリメントが健康に配慮された良質なものになってきたこともありますが、何よりもオーナーさん達の意識の向上が最大の要因になっていると思われます。

 しかし、この傾向は決して良いことばかりではなく、最近はペットの高齢化による様々な病気が問題になってきています。主に、我々が成人病と呼んでいる「腎臓病」、「肝臓病」、「心臓病」、「癌」などが、ここ数年ペットの間でも急増しているのです。
 一般的に、目に見える症状は比較的早く気付くことが多いのですが、体の内側で起こっている変化はなかなか気付きにくく、その変化に伴って二次的な症状が現れたときには、既にかなり症状が進行していることがほとんどです。特に、言葉を喋られない彼らは私達のように違和感や不快感を伝えることは難しく、何かしらのサインを示しても見逃してしまいがちです。ですから、できるだけ早期発見・治療のための定期的な健康診断を受けることが望まれます。

 通常、年に1回のワクチンの際には皆さん健康診断を一緒に受けられていると思いますが、5〜7歳令(ヒトでいう中年世代)を越えたら必要に応じて、血液検査やレントゲン検査などをしてもらうようにしましょう。

 主な症状
多飲多尿 嘔吐 下痢 元気消失 食欲不振
体重低下 ふるえ 腹部の腫れ 歩行異常

 上記の症状は、重大な病気のサインであることがあります。
 ここ数年での死因となる病気のトップ3は「癌」、「腎臓病」、「心臓病」です。これらは特に早期発見がのぞまれますし、加齢に伴って発症率が高くなってきます。
 担当の先生と相談しながら、定期検診を受けるようにしましょう。
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