ペットパートナーズプログラム講習会

9/5(火)6(水)2日間に渡りペットパートナーズプログラム講習会が行われました。動物介在療法(AAT)・動物介在活動(AAA)の指導に関して日本で第一人者の山ア恵子先生をお迎えして、集中講義を行っていただきました。



トリミング美容科1年 荒井ひとみ
 今回受講して、アニマルセラピーという言葉のイメージや、ボランティア活動のイメージが変わりました。病院や学校に動物を連れて行く活動は誰もが簡単にできることではないという事、活動するのにテストがあること、動物の適正だけでなくハンドラーの技術や適正も大きく関わってくるのだとわかりました。先生の体験談では様々な予期せぬ出来事が起こって大変だと思いましたが、活動によって訪問先の人達が気持ちの面で元気になったと聞くととてもやりがいのあることだと思いました。鳥やウサギも活動できると知り、とても意外でした。

獣医看護福祉科1年 浅谷有香
 今まで何となくうやむやになっていた「動物はなぜ人に癒しを与えるのか?」というのが原始時代の動物の関係からできているのだとはっきり理由がわかり、なるほど!!と思いました。原始時代の人と動物の関係が現代にまで影響を与えているとは動物と人間の関係は深いものだと改めて感じました。今回の講義で「動物がHappyなら私たちもHappy」という言葉が一番印象に残っています。確かに病気やけがで苦しんでいる動物たちを見てもまったくいい気分になりません。犬がすごく楽しそうで自分と目を合わせてくれたときは私は本当にうれしいです。家でも飼育でもまだまだうまくいかない時の方がはるかに多いけれど、今だからこそ言葉の意味が理解できるのだと思いました。私は今後、それを伝えていける立場にならなければいけないので、もっと勉強をしなければいけないと思いました。

獣医看護福祉科1年 中本侑希
 ボランティアとして犬と参加するためには、人間も勉強が必要だし犬をコントロールできるだけではなく、人とのコミュニケーションもすごく大切だとわかりました。今まで動物のボランティアをこんなに大変だと感じていませんでした。講義ではボランティアのことだけではなく、動物に対しても色々なことに気づかされたので、話を聞けて本当に良かったです。

獣医看護福祉科2年 北川愛子
 AAA・AATを行うにあたってきちんとした管理がされているのに驚きました。私は“ボランティアだから結構曖昧なところがあるのだろう”と思っていましたが、動物やハンドラーに対して技術の面や性格の面でもテストを行い、本当にその動物がボランティア活動に向いているかを吟味しているという事を知りました。また、ここでも「動物の安全を第一に考える」という考えがあるのも、動物が安心してボランティアを行える1つの魅力だと思いました。患者さんに対する接し方も自分は“これが良い”と思っている対応でも失礼になっていたり、相手の自尊心を傷つけてしまうかもしれないと言う事に気づき、相手への気配りの必要性を感じました。講義は楽しく例えがとてもわかりやすいと思いました。難しい内容でしたが考えさせられる話があり、刺激の多い講習会でした。

獣医看護福祉科2年 藤本景子
 動物と人との関わりを考える上で、家畜と人が関わってきたのは365日中ほんの数分に過ぎない事。それ以前に人と動物はどの様に生活してきたかが大切である事。先生の原始時代の話を聞き納得できました。環境のバロメーターである事が今、私達人間が動物から感じる癒しに繋がっていくという事がわかりました。また、動物の動きを見る事により、癒しだけではなくストレスを感じる事は意外でしたが、自分に置き換えて考えてみた時、その通りだと思いました。今までだったら、動物の体温や毛のフワフワ感によって人は動物に癒されるのだろうと漠然とした答えしか出せなかったものが、今回の先生の説明ではっきりわかり、スッキリしました。またそれは、動物から、人間だけではなく人間から動物に伝わる事でもあり、お互いの心理状態が深く関係している事を改めて知りました。AAA・AATにおけるボランティア(飼い主)側の注意しなければならない事については、私達普段の生活においてもいえる事があったので自分の事についても振り返るきっかけになりました。優しくしているつもりでも相手にとっては見下されていると思う事がある。動物が苦手な人もいる事を忘れてはいけない。患者それぞれの反応やスピードを認めて決して強制であってはならない。もし、私がボランティアの立場だったら・・・と考えた場合、あっ、そうするかも!と思う事があったり、普段の生活の中で車椅子の方を見かけたと時、何と言って声を掛けるのがよいだろう・・などとそういう事も考えさせられました。先生は「飼い主さんは求める事が多く、あらゆる知識を得ている人たちです。その人達から選ばれる立場にならなければなりません。」とおっしゃいました。PPPにおいてはこの内容を指導できる様に、理解しなければなりませんが、どんな事においても飼い主さんから選ばれる立場になる様にあらゆる知識と経験が大切だと思いました。また、正しい知識・情報を提供する事も大切な事だと思いました。

獣医看護福祉科2年 森美里
 受講して、どうして動物が必要だったのか、どうして動物によって癒されると人は言うのか、曖昧だったものが明確になった気がします。AAA・AATの活動のための動物のしつけは、意外に簡単そうなイメージでしたが、しつけだけではなく、ハンドラーや動物の性格が一番重要だと知り、私は活動ばかりを見ていて、そこで活動しているボランティアや動物に目を向けていなかったと反省しました。活動では、動物は患者のための一つの手段・道具として扱われますが、ボランティアの気持ち一つで動物を守り、命としてしっかり扱われているのを感じました。
今はまだ飼い主側として動物のサインが読めなかったりする事で動物にストレスを与えていますが、私たち人間側が動物についてもっと知り、考え、動物側のメリットも多くなり、お互いに得になるような活動になるといいと思いました。動物に対してこんな観点から、この様な事を考えて活動している人の話を聞く事ができてとても勉強になりました。

トリミング美容科2年 浦山智加
 訪問活動というのはもっと単純なものだと思っていましたが、とても複雑で“犬と飼い主”の絆とコンビネーションがいかに大切か、その中でさらに動物の福祉が守られているかがどれだけ重要かが受講してわかりました。
2006年11月28日 更新